格下に5点大勝も ハリル監督「本田の後継者」見つからず

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 日本代表を率いるハリルホジッチ監督(63)には、ロシアW杯アジア2次予選の残り2試合、24日のアフガニスタン戦と、29日のシリア戦を戦うにあたり、大きなテーマが2つあった。連勝してE組の首位をキープしたまま9月開幕のアジア最終予選に臨むこと。そしてもうひとつが「本田圭佑(29)の代わりを探す」ことである。

「15年3月に就任したハリルホジッチが、日本代表のダイジェストDVDを見て、真っ先に手を打ったのが、(当時)35歳のMF遠藤保仁を戦力外にすること。38歳で迎える18年ロシアW杯は、年齢的な衰えから計算できないと判断した。さらに本田については、本人がやりたがっているトップ下では技量不足。3トップの右、左はスピードのなさが致命傷になるとシビアに評価。当初からロシアW杯の主力選手としてはカウントできないと考えているのです」(サッカージャーナリスト)

 本田はベスト16入りした10年南アW杯以来、ストロングポイントである「強靱なメンタル」「フィジカルの強さ」「決定力の高さ」で日本代表の屋台骨を背負ってきた。

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