手倉森U-23が連敗 ポルトガル相手にアタッカー陣お粗末

公開日: 更新日:

 リオ五輪に出場する日本五輪代表(23歳以下)が、フランスで開催されているトゥーロン国際大会で2連敗を喫した。

 初戦のパラグアイに続き、ポルトガルU―20代表(20歳以下)戦(日本時間24日午前0時15分キックオフ)でも決定力不足を露呈し、前半のワンチャンスをモノにしたポルトガルに0―1で逃げ切られてしまった。

 前半22分、ポルトガルが長短のパスをつなぎ、日本ゴール前のスペースにボールを出した。そこに走り込んだ背番号10のMFオルタが、日本ゴール左を狙って技アリの先制ゴールを突き刺した。

 日本ベンチは後半開始からFW野津田(21=新潟)を投入。その野津田が後半2分、相手ペナルティーエリア内でフリーになり、目の前のこぼれ球を利き足の左足でシュート。目を閉じて蹴っても入るような状況だったが、ボールはクロスバーの上を通過して手倉森監督、スタッフ、選手は頭を抱えるばかり。野津田は22分にも決定機を迎えながら、やはり左足のシュートはゴールの枠を捉えることができず、試合後は「チャンスに決め切れずに悔しい」と顔を歪めたが、草サッカー並みのお粗末シュートに手倉森監督の評価は、大幅ダウンしたことだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」