女子ハードルのオニアか? スペイン人選手に薬物陽性反応

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 北京五輪でドーピング違反した選手が、また1人明らかになった。

 スペイン・オリンピック委員会(SOC)は25日(日本時間26日)、国際オリンピック委員会からドーピング再検査で同国の選手から陽性反応が出たとの通知を受けたと発表。SOCでは氏名を公表していないが、複数のスペインメディアによれば、女子100メートルハードルに出場したジョセフィーヌ・オニア(29)と報じている。

 ナイジェリア出身のオニアは07年にスペイン国籍を取得し、翌年の五輪の100メートルハードル代表に選ばれた。五輪では準決勝5位に終わり、決勝進出はならなかった。

 アフリカ出身の陸上選手は五輪でメダルを獲得すれば、国籍を変更した政府から多額の報奨金を与えられるだけに、禁止薬物に手を染めるケースは少なくないといわれる。

 IOCでは北京に加えて12年ロンドン五輪のドーピング検査で採取した250件の検体の再検査を行っている。検査の結果は6月にも判明するとみられる。

 国籍を変更してロンドン五輪に出場した選手は多数存在するだけに、ドーピング違反者は増えそうだ。

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