米プロバスケットボール(NBA)のスター選手がリオ五輪への出場に難色を示した。
シカゴ・ブルズに所属し、02年には新人王に選ばれるなど数々のタイトルを獲得したスペイン代表パウ・ガソル(35)がブラジルで蔓延しているジカ熱を警戒して出場辞退をほのめかした。30日、スペインテレビ局のインタビューに応じたガソルはジカ熱による胎児への影響について言及し「スペインの選手の多くが健康被害を恐れてリオ五輪出場をためらっている」と話した。
リオ五輪をめぐっては他競技のトップ選手からも不参加を表明する声が相次いでいる。ジカ熱の影響で競技によってはレベルの低い争いになりそうだ。