リオに望みも…シャラポワ“スポンサー離れ”で損失122億円

公開日: 更新日:

 ドーピング違反で資格停止処分を受けている女子テニスマリア・シャラポワ(29)。

 25日(現地時間)にタス通信が報じたところによれば、ロシア・テニス連盟はシャラポワをリオ五輪代表に選出する方針だという。

 国際テニス連盟(ITF)によるシャラポワへの正式処分は6月6日に下され、出場停止が解除されなければ、ランキング下位のダリア・カサキナ(19)と交代するとしている。

 シャラポワは今年1月の全豪オープンで受けたドーピング検査で陽性反応を示したと告白して以来、スポンサー離れが相次いだ。

 スポーツ用品、自動車メーカーなど複数の世界的企業がスポンサー契約を一時的に停止したり、契約更新を見送るなどした。

 今後の処分次第では大口スポンサーを失う可能性もある。英紙「ザ・サン」によれば、スポンサー契約が全て解除されると、シャラポワの損失は1億ユーロ(約122億円)にも上るという。

 シャラポワの命運はITFの裁定にもかかっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性