近くアジア最強に タイ人プロの急成長が日本女子を脅かす

公開日: 更新日:

 なぜ、タイ人はこんなにうまくなったのか。タイのゴルフ事情に詳しい関係者がこう言う。

「タイ人プロとして初めて米女子ツアーでプレーしたN・ヴィラーダが帰国し、後進の指導にあたってからジュニアが強くなりだしたのです。2014仁川アジア大会では、タイ女子チームがアジア最強の韓国チームを破って大金星を挙げ、個人でも銀と銅メダルを取った。タイはナショナルチームなどのサポート体制がしっかりしていて、国内最大のビールメーカーやタイ航空が、ジュニアから一部プロまで資金面で援助してくれます。タイは英語教育に熱心なので海外遠征も言葉に不自由しない。高校生が早い段階から国内外のツアーに参戦できる環境が整っている。ジュタヌガーンも米ツアーに挑戦する前は欧州ツアーで戦っていました。近い将来、アジア最強国になるともいわれています」

 韓国、そしてタイ……。日本はアジアでも取り残されていく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束