“飛ばし屋”渡邉彩香 しぶといプレーで1オーバー決勝進出

公開日: 更新日:

【全米女子オープン】

 世界ランク46位資格で今大会2度目の出場を決めた渡邉彩香(22)。初出場の2014年大会は通算10オーバーで予選落ちとメジャーの試練を味わった。それから2年が経ち、国内では圧倒的なドライバー飛距離を武器に、毎週のように優勝争いに顔を出すなど着実に実力をつけて成長した。

 今季は15試合に出場してトップ5入り7回、日本勢トップとなる賞金レース4位につけている。

 だが、米メジャーのタフな会場では好きなようにさせてくれない。初日は2オーバー67位と出遅れた。

 2日目はボギーをたたいても直後にバーディーを奪うしぶといプレーを見せた。

 アウト発進の2番で右ラフ、バンカーと渡り歩いてボギーが先行するも、続く3番でカラーからパターでバーディーパットをねじ込んだ。

 4番パー3はティーショットがグリーンに届かず、アプローチもグリーンオーバーのボギー。

 だが5番で7メートルのバーディーパットを勢いよく放り込むなど粘った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因