L.コがまさかの大乱調…メジャー連続逆転負けの不名誉
【全米女子オープン】
7アンダー単独首位発進のリディア・コ(19・ニュージーランド)が史上最年少メジャー3勝目達成か、それとも1打差2位発進のパク・ソンヒョン(22・韓国)が史上5人目の初出場初優勝か――と最終組の2人に注目が集まった最終日。
前半はコが世界ランク1位の実力者らしくパーを手堅くセーブし、6番でピン手前7メートルからバーディーを決めて8アンダー。後続を引き離しにかかった。ところが、8番パー3でボギーにすると続く9番パー5で大トラブルに見舞われた。
ティーショットは左ラフにつかまり、ボールは深いラフにすっぽり。ユーティリティーで打った2打目は芝に食われて距離が出ず、フェアウエーを横切るクリークにつかまってしまう。
打ち直しの4打目はグリーンまで届かず残り100ヤード足らずの5打目もグリーン奥ラフへ。結局6オン1パットのダブルボギーとして6アンダーのパクに首位の座を明け渡してしまう。
最終組が前半を終わった時点でトップのパクから3打差に6人の混戦状態になった。