ハム猛追も焦りなし ソフトB“王者の余裕”いつまで続く?

公開日: 更新日:

 2位日本ハムに猛追されているソフトバンク。一時期は最大11.5ゲーム差と突き放していたが、日ハムが15連勝と破竹の快進撃を見せ、その差は5ゲームに縮まった。

 しかし、ソフトバンクに焦りはない。12日のロッテ戦では、カニザレスと福田を一軍昇格。ともに1カ月以上出番のなかった選手だけに、主力がバテてくる後半戦に向けた戦力の底上げという意図があるのだろう。

 まるで優勝したチームが、来季に向けて若手を試しているような印象すらある。日ハムが後ろから迫っているのに、気にするそぶりすらない。

 ある球団OBは「さすがに工藤監督やコーチ陣は心配していますよ」と、こう続ける。

「でも、それを表に出しては選手が動揺するし、まだまだムチを入れる時期でもない。工藤監督も一貫して、『目標は優勝』と話していますからね。少なくとも、いまの時期に首位を死守する必要はないと考えている。もっとも、これが3ゲーム、2ゲームと僅差になれば、そうも言ってられず、動揺もするでしょうが……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで