ロシアのリオ五輪除外に米国反ドーピング機関の“横やり”

公開日: 更新日:

 リオ五輪への参加の可否が注目されるロシア選手団。国際オリンピック委員会(IOC)は24日に臨時理事会を開いて最終的に判断することになった。

 IOCはロシア政府主導でのドーピング違反、検体の隠蔽を問題視しているが、リオ五輪からの締め出しを図る裏に米国反ドーピング機関(USADA)の関与も指摘されている。

 USADAはIOCに対してロシアの出場を認めるべきではないとの書簡を送ったというのだ。タス通信が20日、ロシアオリンピック委員会のアレクサンダー・ジューコフ会長の話として伝えている。

 記事によるとソチ五輪でのロシア選手団の不正を暴いた世界反ドーピング機関(WADA)特別調査チームによる報告書の公表が18日。それに先がけて16日にはIOC宛てのUSADAの草案文書が一部メディアで報じられた。

 ジューコフ会長は報告書の内容が明らかになる前にUSADAがロシアの出場停止を訴えたことを疑問視し「(五輪からの締め出しを画策する)IOCによる我々への圧力ではないかと感じた」と話している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも