白鵬 カド番のモンゴル後輩・照ノ富士に“らしくない黒星”

公開日: 更新日:

 あまりにあっけない負け方だった。

 12日目、横綱白鵬(31)はモンゴルの後輩、大関照ノ富士(24)と結びで対戦。立ち合い不成立で取り直しとなった一番で、らしくない隙を見せた。照ノ富士に右半身から当たると簡単に左上手を取られ、出し投げでグラリ。そのままあっさりと寄り切られてしまったのだ。

 無表情で花道を引き揚げた白鵬だったが、7勝目を手にした照ノ富士にすれば「助かった……」という思いではないか。

 先場所は大関史上ワースト記録となる13連敗。カド番で臨んだ今場所は初日から4連勝したものの、中盤で5敗。6勝5敗という不安な成績の中、白鵬と対戦した。仮に横綱に負けていたら6勝6敗。大関陥落を免れるためには、残り3日間で2勝しなければいけなかったのだ。

 伊勢ケ浜部屋の兄弟子である横綱日馬富士とは対戦せず、残り4日間で一番の難敵だった白鵬を倒した照ノ富士。おかげで窮地は完全に脱した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く