欧州リーグの洗礼…長友、武藤は見せ場なく“不完全燃焼”

公開日: 更新日:

 欧州リーグ(EL)初戦に出場した日本人選手たちが、そろいもそろって不完全燃焼である。

 中でもインテル(イタリア)所属の日本代表DF長友佑都(30)は、格下相手に痛恨の負け戦だ。

 地元にイスラエルのハポエル・ベア・シェバを迎え撃ったインテル(日本時間16日午前4時キックオフ)。長友は主戦場の左SBで先発した。

 試合の興味は、実力上位のインテルが「何ゴールを決めて勝つか?」。

 ところがハポエル選手たちのアグレッシブなプレーに後手に回り、0─2の完敗劇である。

 長友は前半40分、左サイドに攻め入ってクロスを送り、これを受けたFWマルティンスがゴール右ポスト直撃のシュートを放った――という場面が唯一の見せ場。あとは攻守に精彩を欠いた。

 長友は8月下旬、右ふくらはぎ痛で戦線を離脱し、9月1日、6日のW杯アジア最終予選の代表メンバー入りを固辞したという経緯がある。

 ハポエル戦はうれしい復帰戦だったが、その喜びも負け試合でぶっ飛んでしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」