ヤンキース田中 あるか最優秀防御率&サイ・ヤングの2冠

公開日: 更新日:

 サイ・ヤング賞は田中ら先発投手だけではなく、リリーフ投手も対象。今季はオリオールズの守護神ブリットン(2勝1敗、防御率0.59、45セーブ)も有力候補だ。直近では03年のナ・リーグはドジャースの守護神エリック・ガニエ(2勝3敗、55セーブ、防御率1.20)が受賞している。

「今季のような混戦の場合、リリーフ投手に票が集まる傾向があります。03年のナの先発投手はジャイアンツ・シュミット(17勝5敗、防御率2.34)、カブス・プライアー(18勝6敗、同2.43)、ブレーブス・オルティーズ(21勝7敗、同3.81)と甲乙付け難かったこともあり、セーブ数のリーグ記録(当時)に並んだガニエに票が集中した。田中は最終候補の3人に残っても、ブリットンに票を奪われる可能性があります」(前出の友成氏)

 マリナーズ・岩隈久志(35)は16勝(11敗、防御率3.08)で勝利数はリーグ4位に付けている。しかし、2ケタ黒星ではサイ・ヤング賞候補に名を連ねるのは厳しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???