巨人の闇に迫った記者語る“原氏1億円恐喝事件”取材秘話

公開日: 更新日:

■最後は人員を一気に増やし“当てる”

――2012年の原(前)監督の1億円恐喝事件のスクープは?

「普通に考えたら、現役の監督が脅されて1億円もの金を払っちゃったって本当かなと。第2弾で巨人OBの中畑清氏(前DeNA監督)が恐喝の橋渡し役をしたという記事を出しましたが、裏取り作業は大変でした。ちょうど今の編集長に代わったばかりで、大きなネタは時間をかけてやろうという雰囲気になっていました。まず私を含めて3人のチームで1カ月くらい関西に常駐。ホテルを転々としながら、巨人の定宿の関係者、昔の話なので、辞めた従業員とか、いろいろなツテを探して訪ね歩くところから始めました」

――取材はスムーズにいきましたか?

暴力団関係の話なので当たれる限りやってみようと。一気に全部の証拠が揃うわけではないので、一つ一つ積み重ねていかないといけないところがあって。06年に原氏を恐喝した熱海の旅館経営者Kと暴力団員Hがキーマンでしたが、Hは07年に北海道での自動車事故で亡くなっていました。一人が北海道に飛び、かなり前の事故ですが、小樽から札幌に続く札樽道周辺を聞き込みでたどって目撃者を見つけたり、事故処理に当たった警察にもアプローチしました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  1. 6

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  2. 7

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  5. 10

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道