ド軍崖っぷち 前田黒星で露呈したベンチのシビアな信用度

公開日: 更新日:

 ドジャースの先発でただひとり、開幕からローテーションを守ったとはいえ、計32試合の投球回数は175回3分の2(メジャー56位)。1試合平均にして5.49回しか投げていない。そのうち最も長く投げたのは7回。それも2度だけだ。入団時の健康診断で露見した「肩肘の異常」を考慮されたためで、前田が先発の日にブルペンが大忙しになるのは“既定路線”。大一番を迎えても、首脳陣の前田に対する信用度は変わらなかった。というか、大一番になればなるほどシビアになって当然だ。

 ドジャースは五回、代打・ルイーズの2ランで1点差に迫るも、九回に抑えのジャンセンが一発を浴びてダメを押された。日本時間12日の第4戦に敗れれば、シリーズ敗退の崖っぷちに追い込まれた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動