DHなし第7戦なら…日ハム大谷「3番・右翼」を限定解除か

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 日本シリーズ第5戦は1-1で迎えた九回裏、西川の劇的なサヨナラ満塁弾で日本ハムが王手をかけた。これで広島は後がなくなったわけだが、29日の第6戦に勝って最終戦までもつれた場合に警戒しているのが、日本ハム栗山監督の「ウルトラC案」だ。同監督が再三にわたり「ない」と否定している大谷翔平(22)の野手起用を、「間違いなくやってきますよ」とみているのである。ある選手がこう言った。

「投手として先発した初戦は8番で2安打。第3戦では3番・DHでサヨナラ打を含む3安打でしょう。DH制がある札幌ドームに来て改めて分かったのは、大谷がいるといないとじゃ、打線の迫力、つながりがまったく違うということ。DH制がない2戦目は大谷がベンチに座ってくれて相手打線は4安打。ラッキーでした。栗山監督は『やらせない』と言っているそうですけど、第6戦に投手として先発した大谷を、最後の試合に限って『限定解除』するんじゃないか。CSでも最後に抑えをやらせたり、何をやってくるか分からない監督。かなりの確率で『3番・右翼』で先発出場すると読んでます」

 現実的には考えにくい策ではある。

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