キーマンは友利氏 ベイ山口獲りに“ダークホース”中日の影

公開日: 更新日:

「移籍は決定的です」

 今季、国内FA権を取得したDeNAの山口俊(29)の去就について、球界OBがこう言った。

 山口は先日、全員参加の全体ミーティングをただ一人欠席。これには高田GMが「理由は聞いてない。FAするんじゃないの?」と、困惑しきりで、一部のチームメートからは、「FAで出て行くつもりかもしれないが、ミーティングくらいは出てくるべき」と、怒りの声が上がったという。

「もっとも、シーズン終盤には、選手内で山口のFA移籍は濃厚とみられていた。今季、先発として11勝を挙げ、過去には抑えとしても活躍した右腕に、DeNAは3年契約で今季年俸8000万円から倍増以上という好条件を提示。宣言残留も認める方針だが、『Bランク』で年俸もお手頃。早くから巨人が関心を示していましたからね」(前出のOB)

■DeNAでも投手コーチ経験

 巨人の補強ポイントは先発とリリーフ。ソフトバンクの森福允彦(30)も「首脳陣との折り合いがあまり良くない」(関係者)と言われ、「巨人の両取り」で決まりという雰囲気ができつつある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差