首脳陣の狙いは移籍金 ミラン本田12月から始まる“品評会”

公開日: 更新日:

「ミラン首脳陣にとって本田は『1ユーロでもいいから移籍金を稼いで出ていってほしい』という存在です。本田との契約は17年6月まで。移籍市場がオープンになる年明け1月中に移籍先が決まれば、移籍金が発生してクラブの実入りとなる。ミランは移籍金を2億円と低めに設定して買い手を探していて、その際試合に出ていないことを理由に移籍金をダンピングされる可能性もある。なので『ケガや持病は持っていない。控えはチーム事情で』ということをアピールするために26日のセリエA第14節エンポリ戦から、12月21日の今年最後の第18節ラツィオ戦まで試合の大勢が決まった後半途中とかにピッチに送り出される。これからの5試合、本田にしてみたら『どこかボクを高く買ってください』と品評会に出展されるようなものです」

 そこで徹底的に値踏みされ、商品価値が確定する。行き先は欧州各国リーグ? それとも噂に上っている中国リーグの金満クラブ? それとも本田自身が関心を寄せている米国リーグ? はたまたJリーグに出戻るか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」