伊で放出報道 ミラン本田圭「中国行き濃厚」に2つの要因

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 イタリア・セリエAのミランで完全に戦力外となっている日本代表FW本田圭佑(30)。日本時間29日には、現地有力紙「ラ・レプッブリカ」が「(移籍マーケットの開く来年)1月にミランを放出されるのが濃厚」と報じ、その行き先として現地では「中国リーグが有力」と言われている。

「これまで英プレミアリーグ、セリエAの中堅クラブへの移籍が取り沙汰され、半年ほど前には米プロリーグMLSのニューヨーク・レッドブルズとロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍が噂されたこともあったが、中国リーグ移籍の可能性が一番です。行き先は、今夏に元J1川崎のブラジル代表FWフッキを移籍金60億円で“爆買い”した上海上港が有力視されている」(マスコミ関係者)

 中国行きが話題になるのも、本田の現時点での評価を考えると英や米では年俸が大幅減になってしまい、ミランでの年俸3億円をキープできるのは、バブル人気の中国リーグしかないからだ。

「フランス代表MFカクタはセビリア時代の年俸1.4億円が中国では4億円にアップ。コロンビア代表MFグアリンはインテル時代の年俸2.5億円が7億円に、アルゼンチン代表FWラベッシはパリSG時代の年俸5億円が16億円に大幅アップ。本田も中国なら現状維持3億円が見込める。これが英、セリエA、米では1億円前後が関の山です」(関係者)

 本田は18年ロシアW杯出場を最後の晴れ舞台に現役引退を考えているともっぱら。中国と日本なら時差ボケに悩まされることもなく、帰国して日本代表の試合に万全なコンディションで臨める。

 本田の行き先はやはり、中国が濃厚だ。

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