決勝も劣勢必至…鹿島クラブW杯“大番狂わせV”へどう戦う

公開日: 更新日:

 もちろん彼我の実力差を考えると1点リードでは心もとない。次は「とにかくラッキーが重なること」(六川氏)だ。

「ナシオナル戦でGK曽ケ端が神がかりセーブを連発。相手シュートがクロスバー、ポストを直撃して失点を免れるシーンがあった。このラッキーが、レアル戦でも続くことが鹿島勝利の絶対条件です」(前出の六川氏)

 さらにもうひとつ、鹿島の敷いた守備ブロックが、レアル戦でもきっちり機能することである。

「鹿島は、今大会で試合をこなすごとに海外クラブとの戦い方に馴染んでいった。ナシオナル戦でも機能していたが、相手ボールになるとセンターラインの前から相手ボール保持者に複数でプレッシャーをかけ、自由にプレーさせないことで攻守のバランスを崩すことに成功した。レアル相手に自陣に引きこもって守り倒しても、無失点でいることは至難のワザですからね。積極的に《前から守備》をやっていきたい」

 ラッキーにラッキーが幾重も重なれば……ひょっとするかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学