解任必至から一転 ハリル監督のクビつないだ“盟友”の退任

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 ロシアW杯アジア最終予選の初戦が黒星スタート(UAE戦=9月1日)となった日本代表ハリルホジッチ監督(64)。それでも5戦目(11月15日)のサウジアラビア戦を2―1で勝利。3勝1分け1敗・勝ち点10で予選B組の2位につけている。サウジアラビアの後塵を拝しているとはいえ、現順位をキープすればW杯出場圏内。ここまで及第点と言ってもいいだろう。

 しかし、サウジ戦の前に「ハリル監督は能力不足。『たとえサウジ戦に勝っても解任すべし』という声を上げる選手やサッカー関係者が多く、解任は既定路線だった」とは放送関係者である。

 日本代表は、17年3月23日の敵地UAE戦を皮切りに9月5日の敵地サウジ戦まで気の抜けない戦いが続く。サウジ戦の後にハリル監督のクビを切り、後任には岡田武史元日本代表監督を据えるという話も出来上がっていた。しかし、サウジ戦の後は選手の間からも「いつも険しい顔をして『聞く耳なんて持たない!』という感じだったが、笑顔で対応する柔軟さも出てきた」などと好評。

「来年3月に再開されるW杯最終予選で連敗しない限り、ハリルさんは解任されることはない」(前出の関係者)

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