本田圭はやはり戦力外…ミラン身売り白紙も窮地変わらず

公開日: 更新日:

 イタリア・セリエAは第16節を終わってユベントスが首位に立ち、2位ローマに続いて近年、低迷を続けていたミランが3位と大健闘だ。シーズン前には、中国系企業への株式売却も決定。中国資本のクラブになって金回りが良くなり、移籍マーケットがオープンになる年明け1月には、矢継ぎ早に戦力補強に打って出るともっぱらだった。

 ところが詰めの交渉でトラブルが多発し、ついに中国政府から「取引は認めない」と通達され、経営権の移転が、早くても3月に延期されることになった。このことを予言した人物がいる。

 中国リーグ・北京国安で指揮を執っていた元日本代表監督ザッケローニが、中国滞在中に「ミランの新オーナーが誰なのか、特定しようとしても誰も知らなかった。非常に怪しい状況と言うしかない」とイタリアの雑誌にコメントしたのだ。

「ミランは来季の欧州CL出場圏内の3位に付けており、来年1月に戦力を補強してチーム力を上げて順位をキープ。4季ぶりのCL出場を実現させたい。しかし、中国系企業への経営権移譲がご破算になりそうな雲行きになって、このままミランが上位をキープするのは厳しい状況となった」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」