本田圭はやはり戦力外…ミラン身売り白紙も窮地変わらず

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 イタリア・セリエAは第16節を終わってユベントスが首位に立ち、2位ローマに続いて近年、低迷を続けていたミランが3位と大健闘だ。シーズン前には、中国系企業への株式売却も決定。中国資本のクラブになって金回りが良くなり、移籍マーケットがオープンになる年明け1月には、矢継ぎ早に戦力補強に打って出るともっぱらだった。

 ところが詰めの交渉でトラブルが多発し、ついに中国政府から「取引は認めない」と通達され、経営権の移転が、早くても3月に延期されることになった。このことを予言した人物がいる。

 中国リーグ・北京国安で指揮を執っていた元日本代表監督ザッケローニが、中国滞在中に「ミランの新オーナーが誰なのか、特定しようとしても誰も知らなかった。非常に怪しい状況と言うしかない」とイタリアの雑誌にコメントしたのだ。

「ミランは来季の欧州CL出場圏内の3位に付けており、来年1月に戦力を補強してチーム力を上げて順位をキープ。4季ぶりのCL出場を実現させたい。しかし、中国系企業への経営権移譲がご破算になりそうな雲行きになって、このままミランが上位をキープするのは厳しい状況となった」(マスコミ関係者)

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