野球より釣り? ソフトB「城島臨時コーチ」断念の波紋

公開日: 更新日:

「球団への不信感がいまだ拭えないのかもしれない。城島は09年にマリナーズ退団後、阪神で日本球界に復帰。本人は『戻るなら古巣しかない』と話していたが、当時の球団フロント陣が難色を示した。『経費がかかる』とか『捕手は育っている』と、手を挙げるのに時間がかかった。これに城島もすっかり呆れたそうです。その後は王会長が孫オーナーに直談判したこともあり、フロントは一新されたのですが……」

 13年には斉藤和巳氏の引退セレモニーに出席し、05年以来となる鷹のユニホーム姿を披露。自身の番組のゲストにソフトバンクの選手を呼ぶなど、完全に球界と決別したわけではない。球団も手応えを感じていたのかもしれないが、いずれにせよ、捕手育成がさらに遅れることだけは確かだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝