沖縄勢と同組も…宮里藍は連日74で34位タイと振るわず
【ダイキンオーキッドレディス 3日目】
大会初日も2日目も多くのギャラリーを引き連れたのは、やはり地元沖縄出身の宮里藍(31)の組だった。同組の諸見里しのぶ(30)、アマ新垣比菜(18)も同県勢だったことで注目を集めた。
しかし、藍は2日連続の74をたたき、通算4オーバー34位タイと成績がさえない。今大会前には「結果にこだわりたい。初日から上位争いできればいい」と意気込んだが、プラン通りにいかなかった。
プロ転向から米ツアーに挑戦した頃までは、「勝つことに照準を絞っている」と優勝の2文字が藍の口から威勢よく出ていた。ところが最近はサッパリだ。
日本ツアー14勝、米ツアー9勝の実績を持ち、世界ランキング首位に立ったこともある。しかし、2012年を最後に優勝から遠ざかっている。
優勝を口に出せない理由は、本人が一番よく分かっている。