松井秀喜が肉離れで「痛くて仕方がない」…それなのに翌日は平然と試合出場してのけた
巨人の元トレーナー萩原宏久氏の「巨人軍選手のカラダ」(第1回=2011年)を再公開
巨人の新監督に就任した松井秀喜(52)。「ゴジラ」は、どんな指揮官になるのか。その手がかりは、現役時代に見せた野球への姿勢や、人との向き合い方にもある。日刊ゲンダイの過去の連載から、球界OBや関係者が語ったエピソードを再公開。新監督の素顔と人柄に改めて迫る(本文中の年齢、肩書などは掲載当時のまま)。
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ケガに強いのは一流選手の条件だ。1998年5月の巨人の九州遠征のときと記憶している。福岡ドームでの阪神戦が終わったあと、遠征先のホテルのトレーナー室に松井秀喜が険しい表情でやってきた。松井が試合後、トレーナー室に来たのはこれが初めて。その後も一度もなかった。めったなことでは「痛い」「かゆい」を言わない選手だ。それが、
「左の太ももの後ろが痛くて仕方がない」
と訴えて来たのだ。
よほどのことと思って見てみると、左太ももの裏が内出血して青くなっている。肉離れである。
当時、エミーオイルといってオーストラリアの先住民が使用していたマッサージ用のオイルがあった。それを患部に軽く塗り、応急処置を施した。後は安静にしているしかない。


















