松井監督就任の余波? セ2位の立役者・橋上元監督代行まさかの“お役御免”フロント入りのトホホ
巨人で今季途中から監督代行を務めた橋上秀樹氏(60)が、編成本部長代理としてフロント入りするという。
ヤクルトなどでプレーした橋上氏は、現役引退後にNPB4球団でコーチ、オイシックスでは監督を務めた。安田学園高の後輩にあたる阿部慎之助前監督に呼ばれ、昨季から巨人でコーチとして作戦面を担当。今年5月、阿部前監督の辞任に伴い、オフェンスチーフコーチから監督代行に昇格し、交流戦から指揮を執った。緊急事態のチームを率いながら、若手を積極的に起用。97試合で52勝42敗3分けと奮闘。最終戦まで阪神と優勝争いを演じ、レギュラーシーズンは2位。CSはファーストステージでDeNAに敗れたが、シーズン終了後、「一応代行として最低限の仕事は果たせた。いち野球人として貴重な経験をさせていただいたことに感謝しています」と振り返っていた。
さる球界関係者がこう言った。
「橋上代行が監督に昇格する可能性はなかったものの、球団幹部は当初、来季もコーチの主要ポストとして現場に残しながら、新監督を支えてもらう意向だった。打線の核がいない貧打の中で10もの貯金をつくった手腕への評価は高く、橋上さんを他球団に引き抜かれることを警戒していた。ところが、23日に松井秀喜監督就任が電撃発表され、高橋由伸ヘッドコーチ誕生が決まるや一転、背広組のフロントに『人事異動』ですから。『手のひら返し』と言われても仕方がない。今の時期、他球団のコーチ人事はほぼ決まっている。もっと早い段階でフロント入りが決まっていたら、間違いなく他球団から声がかかっていたでしょうから」
球団とは27日までに合意し、来年は松井新監督のもとでチームを「後方支援」することになったが、苦境のチームを最前線で率いた元代行はさぞ、複雑な心境に違いない。


















