侍J救う逆転弾 広島・誠也はキャンプで“外出禁止”だった

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 5日のオリックス戦。2点を追う二回無死二、三塁から、鈴木誠也が近藤の2球目を左翼スタンドへ運ぶ逆転3ランを放ち、「つなぐ意識で打席に入った」。小久保監督も「打線に関しては本戦でもそう点は取れない。つないでつないでやっていきたい。誠也に一本出たのは大きい。チーム一丸となって7日を迎えたい」と目を細めた。

 発熱のため、台湾選抜戦2試合を欠場したが、3日の阪神戦から復帰。これが今年の代表初安打だった。本番前最後の強化試合で本領を発揮するあたりは、昨年流行語大賞の「神ってる」勝負強さである。

 野手最年少だが、WBCに備え、広島の日南キャンプで、あることを実践していた。広島のあるコーチが明かす。

「本人と話し合って、カープのキャンプ中は外出禁止にしたんです。昨年『神ってる』活躍で注目度が上がった。代表に合流する前に、夜の街で万が一にもトラブルに巻き込まれないようにすること。それと、実はコンディション不良でフルメニューを消化できない日があって、昼は野球に集中して夜は宿舎で静養する。体力を温存させることが目的です。休日前夜くらい、食事だけでも外に出掛けて息抜きしたかったかもしれませんが、そこは本人も納得してくれたと思います」

 鈴木だけ“軟禁”状態から代表合宿に馳せ参じたというわけだ。温存してきたパワーを本番でも使えれば言うことないが……。

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