心も体も疲労困憊 4横綱時代の“脱落者1号”は白鵬なのか?

公開日: 更新日:

 しかし、それも見通しは立たず。現執行部は例外を認める気はさらさらない。仮に白鵬だけ優遇しようものなら、過去に帰化して親方になった外国人力士たちは何だったのだ、ということになりかねない。

 さらに白鵬にとって面白くないのが、新横綱稀勢の里(30)の人気ぶり。ある親方が言う。

「白鵬は10年の野球賭博事件、11年の八百長問題でファン離れが著しかった時期に、一人横綱として土俵を支えた功労者。本人もそれを自負している。ところが、稀勢の里の昇進で19年ぶりに和製横綱が誕生するや、途端に脇役扱いですからね。ファン人気は健在でも、メディアは露骨な稀勢の里びいき。中でも顕著なのが懸賞の本数です。今場所、稀勢の里の指定懸賞は300本以上。初日は結びの白鵬よりも多かった。自尊心の強い性格だけに、プライドはズタズタでしょう。『やってられるか』というのが正直な気持ちではないか」

 肉体の衰えに加え、モチベーションの低下。やはり引退は近いか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束