パット不調に「もどかしい」 松山英樹は出遅れ54位発進

公開日: 更新日:

【マスターズ 初日】

 大会前に「優勝を目指していきたい」と意気込みを語った松山英樹(25)。今季はすでに2勝をマークして日本人選手最多の米ツアー通算4勝目を挙げた。世界ランクは4位まで浮上して、今大会も優勝候補のひとりとして注目されている。

 アマ時代から6度目の出場になり、ここ2大会は5位、7位とコースをよく知っている。

 日本男子初のメジャータイトル取りに期待が集まっているのは本人もよく知っている。

 だが、ここ1カ月はショット、パットとも調子を落としており不安視されていたのも事実だ。

 ホールアウト後に「パターがよくなかった」と振り返ったようにチャンスを決められなかったのが4オーバー54位と出遅れた原因だ。

 2番2メートル、5番3メートル、9番6メートル、17番3メートル、18番3メートルと絶好のチャンスをことごとく外した。もちろんオーガスタの高速グリーンは微妙なアンジュレーションがあり短い距離でも必ず入るわけではない。しかしチャンスを生かさない限り、メジャーでは勝ち目がない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?