期待の森福も被弾 巨人30億円補強も“昨季の穴”埋まらず

公開日: 更新日:

 FA組の先発・山口俊、外野手・陽岱鋼は故障のため一軍にいない。「5番・三塁」のマギーと新守護神として4セーブを挙げているカミネロの新助っ人勢は主力として好発進しているが、高橋監督が最も機能して欲しいところが早速コケてしまったのだから頭が痛い。

「1年間ほとんど打たれなかった頃の山口鉄とは言わないまでも、森福に七回の1イニングを任せたいという首脳陣の期待はあった。右打者に弱く、15年は対右に打率・458。昨季は4打数1安打と、ほとんど投げさせてさえもらえず、ソフトバンクの工藤監督にワンポイントで起用されていたのはもちろん承知。それを覆してくれるという由伸監督の期待の裏返しだったのが、9日の回またぎ登板指令だった。それが上本に打たれ、『やっぱり対左のワンポイント限定か』と思わせてしまった」(前出の関係者)

 昨季リーグ最多の37回の逆転負けを食らった巨人の一番の穴は、30億円もの大金をつぎ込んでもポッカリあいたままである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは