期待の森福も被弾 巨人30億円補強も“昨季の穴”埋まらず

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 FA組の先発・山口俊、外野手・陽岱鋼は故障のため一軍にいない。「5番・三塁」のマギーと新守護神として4セーブを挙げているカミネロの新助っ人勢は主力として好発進しているが、高橋監督が最も機能して欲しいところが早速コケてしまったのだから頭が痛い。

「1年間ほとんど打たれなかった頃の山口鉄とは言わないまでも、森福に七回の1イニングを任せたいという首脳陣の期待はあった。右打者に弱く、15年は対右に打率・458。昨季は4打数1安打と、ほとんど投げさせてさえもらえず、ソフトバンクの工藤監督にワンポイントで起用されていたのはもちろん承知。それを覆してくれるという由伸監督の期待の裏返しだったのが、9日の回またぎ登板指令だった。それが上本に打たれ、『やっぱり対左のワンポイント限定か』と思わせてしまった」(前出の関係者)

 昨季リーグ最多の37回の逆転負けを食らった巨人の一番の穴は、30億円もの大金をつぎ込んでもポッカリあいたままである。

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