課題修正しサクッと3安打完封 G菅野は全力投球必要なし

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「前回は自身が降板した後に2番手の谷岡が打たれ、菅野に自責点がついた。周囲には『球数が多い』とか『いつも全力でメリハリがない』などと指摘された。リリーフ陣が苦しんでいることもあるし、うるさい外野を黙らせるためにも、球数も力も抑えながら、最後まで投げ切るつもりだったのでしょう。日本のエースとしてWBCの激戦を戦った疲れは当然あるだろうから一石二鳥の脱力投法。昨季は防御率のタイトルを取りながら9勝と勝ち星に恵まれなかった。ひとりで長い回を投げる試合を増やせれば勝ち星もついてくるという算段もあるでしょう」

 ヤクルト戦は15年に0勝4敗と苦手にしたが、昨季は3勝0敗と克服済み。菅野は「このままいくと来週は広島と。強敵だけど、立ち向かっていく準備をして真っ向からぶつかりたい」と宣言した。ヤクルト相手に全力投球は不要と言わんばかりの省エネ投球。この男には、広島以外のチームは眼中にないようだ。

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