「やめたかった」 競泳・金藤理絵が語る“リオ金”の前と後

公開日: 更新日:

 昨年8月、リオデジャネイロ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵(28)。2012年のロンドン五輪では出場を逃し、故障を抱えながらも引退の危機を乗り越えて悲願の金メダルを掴んだ。当時の心境を振り返りながら、今後の目標を聞いた。

――金メダルと分かった瞬間、どんな心境でしたか?

「電光掲示板を見ると、私が狙っていたタイムよりも遅かったので、これで優勝していいのかなと。優勝できてうれしかったですが、欲を言えば記録も狙いたかった。周りに祝福されてから素直に喜べるようになりましたね。五輪は記録もそうですが、勝負が大事なんだと改めて感じました」

――出場を逃したロンドン五輪からの4年間は長かったですか?

「体も気持ちもきつかったので、本当に長かったです。気持ちの方がきつかったかな。やめたくて仕方なかったですが、加藤(健志)コーチから『おまえは絶対に(世界記録の)2分20秒を切れる』と、説得されました(笑い)」

――何度も心が折れそうになったのですか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状