競泳日本女子史上初5冠 池江璃花子は打倒ライバルへ照準

公開日: 更新日:

 女子高生スイマーが歴史を塗り替えた。

 16日に幕を閉じた競泳の世界選手権(7月、ブダペスト)の選考を兼ねた日本選手権で、池江璃花子(16=淑徳巣鴨高)が最終日に50メートル自由形(24秒57)と100メートルバタフライ(57秒39)で優勝。今大会は自由形(100、200メートル)、バタフライ(50メートル)の計5種目を制覇して世界選手権代表の内定を勝ち取った。5冠達成は女子では史上初の快挙だ。

 今や女子のエース格に成長した池江は「5冠を狙っていたのでうれしい。世界選手権ではメダルを目標に頑張りたい」と昨夏のリオ五輪以来となるビッグレースに照準を定めた。

 その世界選手権ではリオ五輪100メートル自由形で同着となり金メダルを分け合った、シモーン・マニュエル(20=米国)、ペニー・オレクシアク(16=カナダ)との再戦が見込まれる。オレクシアクとはジュニア時代からしのぎを削ってきただけに「絶対に負けたくない」とライバル心を隠さない。

 リオの同種目で準決勝敗退に終わった池江は、ライバルにどこまで食らいつけるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方