厳罰かお咎めなしか 浦和DF森脇“差別発言”の落としどころ

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「Jリーグから本腰を入れて真相を究明せねば、という雰囲気は伝わってきません。これまで浦和は多くの問題を起こしてきた。2010年、仙台の元北朝鮮代表MFに浦和サポーターが人種差別的発言を行って制裁金500万円。14年には、浦和の本拠地に『日本人専用』を意味する英語が書かれた横断幕を掲出。Jリーグの村井チェアマンは『体質改善がなされなかったら勝ち点減免やJ2への強制降格もある』と明言しているだけに、森脇が人種差別的な言動を犯した――ことになると厳罰に処さないと格好がつかない。しかし、人気クラブの勝ち点を剥奪すれば、優勝争いから脱落してリーグが盛り上がらなくなるし、今季から10年総額2100億円の巨額放映権料を払ってくれるDAZNにも顔向けができない。ウヤムヤにしたいというのが本音でしょう」(サッカー記者)

 落としどころは「森脇に人種差別の意図はないが、侮蔑発言として3試合の出場停止」に落ち着くともっぱらだが……。

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