左に不安の稀勢の里 “下半身頼み”で残り12日乗り切れるか

公開日: 更新日:

「今日は『相撲に負けて、勝負に勝った』という内容。むしろ千代の国を褒めてやらなきゃいけませんよ」

 こう話すのは、相撲評論家の中澤潔氏だ。

 16日、横綱稀勢の里(30)は平幕千代の国(26)と対戦。前日、結びの一番で鶴竜を撃破した相手に、和製横綱は防戦一方だった。立ち合いから負傷を抱えている左半身を攻められると、その後も千代の国のスピードに翻弄されっぱなし。だが、土俵際まで攻められながらも右足一本で千代の国の寄りをこらえると、気鋭のスピード力士も苦しい顔。突いても押しても残す稀勢の里は、つんのめりながらも前に出る勢いのまま、難敵を押し出した。

「ギリギリだった? まあまあ。いいんじゃないですか。しっかり一日一日取るだけです」

 内容が内容だけに、横綱は勝っても不満顔だった。

 この日の勝因は下半身の粘りだ。稀勢の里は先場所、左上腕と左大胸筋を負傷してから、足腰を重点的に鍛えてきた。取組を見ていた力士も、「下半身の粘りですね。先場所までの稀勢の里関だったら? 片足一本で残すことはできなかったかもしれない」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒