交流戦ソフトバンク3連覇 セ・パ“実力差”なぜ埋まらない

公開日: 更新日:

 冒頭の山崎氏が言う。

「DeNAのラミレス監督は、『パは強いボールを投げる投手が多い。セはチームに1人か2人くらい、そうした投手がいる。しかし、パは150キロを投げる投手がチームに3人も4人もいる』と話していた。その理由のひとつはDH制度でしょう。パの投手は打席の負担がなく、そもそも打撃を考える必要もない。自分の投球に没頭できるとあれば、速球派投手はセのそれ以上に力強いボールをガンガン投げられる。当然、打者もレベルアップしなければ、彼らを打てない。そうした相乗効果があります」

 さらに山崎氏が続ける。

「打者に関して言えば、パはあまり選手のフォームをいじらず、『長所を伸ばす』傾向が強い。これも攻撃に野手を9人使えるDH制ならではの余裕でしょう」

 来年の交流戦もセは逆立ちしてもパに勝てそうもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議