8月のW杯予選豪州戦はFWユリッチ封じが勝敗を左右する

公開日: 更新日:

 日本代表が、8月31日のロシアW杯アジア最終予選で対戦するオーストラリア代表は現在、ロシアで開催中のW杯プレ大会「コンフェデ杯」に参加中。

 初戦でドイツに2―3で敗れ、2戦目のカメルーン代表戦(日本時間23日午前0時開始)は1―1のドロー決着だった。

 勝ち切れなかった要因に「エースFWユリッチが本調子ではない」(元サッカーダイジェスト誌編集長・六川亨氏)ことが挙げられるだろう。

「スイス1部でプレーするユリッチは、強靱なフィジカルを武器に前線でポスト役もこなせ、身長189センチ(体重82キロ)の上背を利して空中戦にも強い。典型的なセンターFWタイプのストライカーです。昨年10月のW杯最終予選・日本戦、今年6月の最終予選・サウジアラビア戦、コンフェデ杯初戦のドイツ戦とスタメン起用され、現時点のオーストラリア代表の主軸FWとして、8月末に埼スタで行われる最終予選・日本戦に先発する公算大です。日本にとってユリッチをどう封じ込むか――が勝敗の行方を左右する。まずは両サイドからのクロスの供給元を自由にプレーさせないことが大事です。カメルーン戦では、ノルウェー1部でプレーする20歳の左SBガーズバックが、積極果敢に攻め上がって好クロスを何本も放り込んだ。ここをきっちりと抑え、ユリッチには日本のCBで一番のキャリアを誇り、同じ189センチのDF吉田がタイトにマークすれば、勝機が見えてくるでしょう」(六川氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束