“標的”阪神と直接13試合 好調中日「Aクラス」への皮算用

公開日: 更新日:

 中日阪神との12試合中、10試合が3点差以内の接戦。これを7勝3敗と圧倒している。チーム関係者が「阪神はウチに対しては汲々としていて、ベンチの空気も重たく感じる」と話せば、前出のOBはこう言う。

「中日のチーム防御率は3.59だが、阪神戦では2.51と大幅に改善される。バルデス、ジョーダン、大野の先発左腕3枚に阪神打線は苦手意識を持っていて、中日は阪神戦にあえてこの3投手をぶつけるローテを組んでいる。しかも阪神は以前からナゴヤドームを不得手にしている(今季は中日の4勝1敗)。残り65試合、阪神を蹴落としてのAクラス入りは可能です」

 阪神との直接対決は残り13試合。この勝敗が中日の明暗を分けそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い