虎西岡が復帰即安打 新助っ人ロジャースと一塁手争い勃発

公開日: 更新日:

 阪神の西岡(32)が17日の広島戦で左アキレス腱断裂から1年ぶりに復帰。プロ初の一塁でスタメン出場した。

 1打席目の初球にいきなりセーフティーバントを仕掛けると、3打席目に初安打。球場のファンは大いに盛り上がった。一塁守備ではゴロをポロリとやって慌てる場面があったが、失策はゼロ。無難なグラブさばきを見せた。

 金本監督が「新しい風というか雰囲気を変える存在が欲しかった」と話し、チームの起爆剤として期待される西岡は、二軍では一軍の指示もあって一塁以外に遊撃、左翼など複数のポジションを守り、出場機会を待っていた。手術歴のある右肘に古傷を抱えており、長い距離の送球が求められる遊撃や外野で出場し続けることは難しいのだが、一塁には緊急補強した新助っ人のロジャース(29=パイレーツ3A)が控えているから厄介だ。

 一方でチーム周辺には「西岡に一塁レギュラーのチャンスはある」との声もある。先日、一軍練習に合流したロジャースについて金本監督は「体ができてないみたい。もう少し、スイングのキレ、体のキレが戻ってくるまで」と二軍調整を決定した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…