ダルが自己ワースト10失点 肉体改造否定のイチローに痛打

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 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)がメッタ打ちされた。

 26日(日本時間27日)のマーリンズ戦に登板。3回3分の2を2本塁打含む9安打、10失点でKOされた。メジャー自己ワーストの10失点で、約1カ月半ぶりの白星となる7勝目を逃した。

 ダルは、1―2と1点ビハインドの四回に突然、乱れた。先頭打者から2連打で無死一、三塁とされると、3年ぶりの対戦となった6番イチローに甘く入った変化球を捉えられて右中間を破る二塁打を許す。イチローのメジャー通算3058安打目となる適時二塁打を足がかりに、大量点を奪われて交代を告げられた。

 ダルは15年に右肘のトミー・ジョン(腱の再建)手術後、継続的に肉体改造を図り、投手というより格闘家のような体をつくり上げた。

 ダルの肉体改造についてテレビ番組のインタビューに答えたイチローは「筋肉は大きくなるけどそれを支えている関節とか腱は鍛えられない。虎とかライオンはウエートトレーニングをしない」と否定的な見解を示した。

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