ダルが自己ワースト10失点 肉体改造否定のイチローに痛打

公開日: 更新日:

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)がメッタ打ちされた。

 26日(日本時間27日)のマーリンズ戦に登板。3回3分の2を2本塁打含む9安打、10失点でKOされた。メジャー自己ワーストの10失点で、約1カ月半ぶりの白星となる7勝目を逃した。

 ダルは、1―2と1点ビハインドの四回に突然、乱れた。先頭打者から2連打で無死一、三塁とされると、3年ぶりの対戦となった6番イチローに甘く入った変化球を捉えられて右中間を破る二塁打を許す。イチローのメジャー通算3058安打目となる適時二塁打を足がかりに、大量点を奪われて交代を告げられた。

 ダルは15年に右肘のトミー・ジョン(腱の再建)手術後、継続的に肉体改造を図り、投手というより格闘家のような体をつくり上げた。

 ダルの肉体改造についてテレビ番組のインタビューに答えたイチローは「筋肉は大きくなるけどそれを支えている関節とか腱は鍛えられない。虎とかライオンはウエートトレーニングをしない」と否定的な見解を示した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘