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激戦区の福岡を突破 東筑・青野監督に聞く“進学校の野球”

 ――大阪に来ても勉強の時間は取っているのですか?

「あえて時間を区切ってやらせることはしていないけど、勝手にやってるみたい。2年生は夏の課題、3年生は受験勉強をしていますよ。(宿舎が)同じ旅館の早稲田佐賀さんは、勉強の時間を2時間くらい取っているらしいです。シーンとして素晴らしいなと思って。うちは自由に、自己責任と思ってそういうことはしていない」

 ――生徒に考えさせる野球をしていると。

「自主性は大事です。僕が考えなくても、生徒もバカじゃないから自分たちで考えている」

■「野球部は人間力を育てるところ」は違う

 ――個々にもそんなに話すことはない?

「ないですね。放っておいた方が自主性を与えられる。でも、放任じゃない。自由を与えてるけど、行動は見ているので。野球よりも生活態度や学校での態度を小耳に挟んで怒ることの方が多い。『野球(部)は人間力を育てるところ』なんて言うけど違う。悪さをしないために野球をやってるみたいな学校もあるでしょう。でも、野球に縛られたものが外れたら結局ダメになりますよ。ある他校の私立で、謹慎になった学校の先生が『曲がった竹を真っすぐな竹に縛り付けて一生懸命に真っすぐにしようと思っても絶対に無理』と言っていたのを覚えています。素行が悪くても野球がうまいから、といって取るのはダメという話ですよね。挨拶して舌を出してる子がいたり、監督がいなくなってタガが外れる子もいるかもしれない」

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