14位で来季出場権獲得も…鈴木愛の課題は“引き出し不足”

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【全英リコー女子オープン】

 2年連続出場の鈴木愛(23)が粘りのゴルフを見せ、来年の出場権を獲得した。

 7アンダー13位タイ発進の最終日は8番2メートル、11番6メートル、15番2メートルのバーディーパットを決めて通算10アンダー。この時点で来年のシード権圏内(15位タイまで)の13位につけた。

 ところが雨、風が突然強くなった17番パー4のボギーが痛かった。グリーン手前にクリークが流れ、フェアウエーからの2打目はエッジまで残り190ヤード。「スプーンでもグリーンに届かない」とレイアップを選択し、パーパットを決められずにボギー。最終18番も2メートルのバーディーチャンスを決められず、ホールアウトした時に通算9アンダーは16位タイだった。

 だから、「パットの決まらない一日で、苦しかった。(来年の出場権に)いけるかなと思ったけど、もう少し伸ばしたかった」と悔しい表情を見せた。それでも後続組がスコアを崩し、終わってみれば14位。来年の出場権内に潜り込んだが、手放しでは喜んでいられない。

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