世界陸上200m サニブラウンが苦しみながらも準決勝進出
日本の短距離陣2人が望みをつなげた。
陸上の世界選手権(ロンドン)は7日(日本時間8日未明)、男子200メートル予選を行い、1組のサニブラウン・ハキーム(18)が20秒52の同組2着で準決勝進出。飯塚翔太(26)は7組で20秒58の4着に終わったが、先にゴールしたカナダと南アフリカ選手がレーンを外れて失格になり、2着に繰り上がった。
ロンドン五輪銀メダルのヨハン・ブレーク(27=ジャマイカ)ら強豪揃いの中、スタートラインに立ったサニブラウン。スタート直後から後れを取りながら徐々に加速。後半の直線で巻き返し、ブレークに次いでゴールした。
レース後のサニブラウンは「前半思ったより行けなかった。ヤバイと思ったけど、後半上げて準決勝に進めて良かった」と振り返った。
先の100メートルでは予選で10秒05とまずまずのタイムを出しながら、準決勝ではスタート直後に体勢を崩す痛恨のミスが出て決勝進出を逃した。あすの準決勝では得意のスタートを決められるか。
▽飯塚のコメント
「運があるのかなと思う。チャンスをもらったので無駄にしないように準備したい」