エース復調近し ドジャース前田は11勝目もローテピンチ

公開日: 更新日:

 ローテーション落ちは時間の問題か。

 ドジャース前田健太(29)が13日(日本時間14日)のパドレス戦に登板。5回3分の1を2本塁打含む4安打4失点。打線の援護に恵まれ、11勝目(4敗)を手にしたが、不安を残すマウンドだった。

 同じナ・リーグ西地区のライバル相手に前回(7月2日)の登板では4回途中8安打5失点でKOされた。この日も立ち上がりに一発を浴びるなど、いきなり2点の先制を許す。その後は持ち直したものの六回、スパンゲンバーグにこの日2発目を浴び、1点差に迫られる。1死後、4番ソラーテを歩かせると、ベンチから限界と判断されたのだろう。ハニーカット投手コーチがぶ然とした表情でベンチを飛び出し、前田に交代を告げた。

 ドジャース先発陣は左右の両エースが故障者リストに入っていたが、ここにきてサイ・ヤング賞左腕カーショウにフリー打撃登板のメドが立つなど、順調な回復を見せている。

 前田は登板を前に「いい投球を続けるしかない」と話していたが、立場は微妙になってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも