ネリ薬物疑惑で現実味も 山中慎介の王者復帰に数々の難問

公開日: 更新日:

 山中自身、不完全燃焼であることは間違いない。セコンドのタオル投入による王座陥落に、敗戦後はネリのパンチについて「効いてる感覚はなかった」とも話していた。

 しかし、その一方で、「納得のいく勝ち方なら、それ(引退)でもいいのかな」とも。再び具志堅記録に挑むことが出来たとして、気持ちを奮い立たせることが出来るのか。日本ボクシングコミッション元事務局長で、3万マッチを裁いたレフェリー、森田健氏が言う。

「山中が『まだ終われない』と、すでに練習を再開しているならいいのですが……。いったんガクッとくると、そこから再び気持ちを高めるのは難しい。奥さんと子供の存在もある。タオルを投げ入れたトレーナーにしても、山中が若くて独身ならともかく、家族がいるからこそ、これ以上のダメージは……と考えたかもしれない。34歳という年齢は、ボクサーとしては決して若くはありませんから」

 いずれにせよ、山中にしてみれば「今頃ドーピング発覚と言われても……」という心境だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に