観客たまらず応援…“日本一のバンカー”に女子プロ大苦戦

公開日: 更新日:

ゴルフ5レディス】最終日

「日本一」を恨んだはずだ。

 最終日の香妻琴乃(25)は、首位と2打差の通算3アンダーでスタートしたが、上位陣のバーディー合戦には加われずに、3アンダーで迎えた名物ホールの17番パー3(169ヤード)で悲劇が待っていた。グリーン左手前にあるガードバンカーのアゴは「日本一」と呼ばれ、高さは約6メートル。第1打が名物バンカーにつかまった香妻は一発で脱出したものの、ボールはグリーン奥のラフへ。そこからのアプローチは下り傾斜で加速し、再び「日本一」のバンカーにポトリ。今度は一発でアゴを越えず、2発目もアゴの傾斜を逆戻り。見かねたギャラリーから「がんばれ!」という声援が飛び、3発目でようやくグリーンに乗ると拍手が湧き起こった。

 香妻は6オン2パットの「8」という屈辱の大たたきで通算2オーバー28位に終わったが、同3オーバー33位だった川満陽香理(30)も、このバンカーから2発打っても出せず、4打目はグリーン手前のラフに打って5オン2パットだった。

 さすがに6メートルものアゴは珍しいが、グリーン面が自分の背丈より高いバンカーはよくある。自身も「日本一のバンカーに入れたことがある」という並木俊明プロに、アゴの高いバンカーからの打ち方を聞いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言