庶民軽視で閑古鳥 フジサンケイはギャラリー動員今季最悪

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【フジサンケイクラシック 最終日】

 最終日は3選手によるプレーオフが18番パー4で行われた。1ホール目にH・W・リュー(35)がグリーン奥バンカーからの3打目をピン2メートルに寄せてパーセーブ。3パットボギーのS・ハン(30)、パーパットを外した小平智(27)を下して5年ぶりツアー2勝目を挙げた。

「プレーオフはパー決着と見せ場がなく拍子抜けだった。しかしゴルフ場はきれいだし、ラフは長く、硬い高速グリーンと、選手の総合力を問う難設定だった。本戦は安易なバーディー合戦ではなく、最後まで何が起きるのかわからず、久しぶりに見ごたえがあった」(評論家の宮崎紘一氏)

 4日間アンダーパーは6選手だけという、レベルの高い試合が行われていた。

 その一方でワースト記録も出た。ギャラリー動員数だ。

 日本ゴルフトーナメント振興協会の「主催者発表入場ギャラリー数」によると、今季1万人を超えなかった大会はダンロップ・スリクソン福島オープン(7月27~30日)の1試合だけで7213人。だがフジサンケイは7152人とさらに少なかった。

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