大砲探しで白羽の矢 楽天が村田に期待するもう1つの素質

公開日: 更新日:

 とはいえ、外様の村田が楽天に入ったところで、いきなりその大役が務まるのか。そこで“接着剤”となるのが藤田一也(35)だ。横浜時代は「村田組」の一員として、よく食事に行っていた仲だ。

 村田が巨人へ移籍した後の12年6月、藤田はDeNAからトレードで楽天へ移籍。翌13年には移籍2年目でキャプテンの松井稼頭央から副キャプテンに任命されると、その年に初のリーグ優勝、日本一を経験した。

 あるOBが言う。

「藤田は14年オフに選手会長に就任。今年で楽天に来て6年目になる。同じ内野を守る2年目の茂木を気にかけ、フォローするなど、面倒見のいいベテランだが、チームリーダーというタイプではない。でも、藤田なら楽天と村田の橋渡しもスムーズにいくはず」

 横浜では「チームのがん」ともいわれた村田組。楽天ではプラスに働くかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景