資金は潤沢も…レンジャーズの大谷獲りに酷暑のハンディ

公開日: 更新日:

 今オフ、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す日本ハム大谷翔平(23)の周囲が騒がしくなってきた。

 レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは28日(日本時間29日)、大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏に具体的な二刀流プランなど10項目を記した書面を提出したと明かした。球団公式サイトによれば、同GMは「何年も取り組んできた課題。自信はある」と書面の内容に手応えを口にしたという。

 レンジャーズはドラフト対象外の25歳未満の外国人選手に使える契約金の枠が30球団最多の353万ドル(約4億円)。条件面でリードするが、その一方でハンディも抱えている。

 本拠地のあるテキサス州アーリントン市の酷暑だ。同市は5月以降、最高気温が40度以上を記録するのは珍しくなく、夏場のデーゲームではグラウンドでの体感温度が50度近くに達することもあるという。

「暑過ぎてブルペンに足を運ぶ気にもならなかった。レンジャーズが世界一になれないのは酷暑で夏場以降に調子を落とす選手が少なくないからではないか」とは真夏のデーゲームで登板経験のある日本人投手の弁。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」