日ハムFA増井はオリへ 好条件提示でフラれた巨人の赤っ恥

公開日: 更新日:

「マネーゲーム」の結果ではなさそうだ。

 国内FA権を行使した日本ハム増井浩俊(33)が選んだのは、オリックスだった。

 今季年俸2億2000万円をベースにした2年契約がやっとだった日ハムは“論外”として、オリックスは「3年9億円」。巨人が提示した条件は、オリックスを上回るものだったらしいが、それでもフラれたわけだ。

「巨人は交渉の段階でマシソンの残留が未定で、先発か中継ぎか増井の起用法は流動的だった。しかし、残留が決まってもそこは不確定のまま。『平野に代わる抑え』と起用法が明確だったオリックスとは対照的だった上、結果が出なければすぐに見切りをつけられる球団ですからね」(球界関係者)

 狙っていたバレンティンはヤクルトに残留、西武の牧田はメジャーを選択した。ならばと増井に札束を積もうとしたが、うまくいかなかった。オーナーが補強しろとハッパをかけながら、確定したのは、29日に巨人入りを表明した西武の野上1人。カネ以外の部分に問題があると露呈したのは、ダメージに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?